藤波辰爾「楽しみだね」ウルフ・アロンのプロレス転向を大歓迎「小細工抜きで十分通用する」「目が違う」

 「プロレス・新日本」(29日、愛知県体育館)

 棚橋弘至プロデュース興行「TANAHASHI JAM~至(いたる)」が行われ、第1試合の6人タッグマッチでは元社長でもある藤波辰爾(71)が久々に新日本マットに上がった。取り壊しが決まっている愛知県体育館での最後のプロレス大会で、来年1月4日での引退が決まっている棚橋弘至(48)との師弟対決が実現。試合後は棚橋と藤波がそろって花道を後にし、がっちりと握手と抱擁を交わした。

 久々に古巣マットに上がった藤波は「今さら言うまでもないが、やっぱり何団体あるかわからないけど、みんな新日本マットを最終的に目指しているっていうのかな。やっぱり上がりたいんですよ。(この日初めて新日本に参戦した)息子のLEONAだけじゃなく、みんな目指しているし、僕も久しぶりに(新日本マットで)恋しさと若さを感じました」と実感を込めた。

 また、今月23日には21年東京五輪柔道男子100キロ級金メダリストのウルフ・アロン(29)が、新日本プロレスへの入団を電撃発表した。

 キャリア54年とプロレス界の生き字引であるドラゴンは「僕は柔道の経験はないけど、寝技は申し分ないでしょうし、分厚い体で(プロレスの技術を)覚えたら面白いね。変に小細工抜きで、彼の持っているパワーで十分通用すると思うけどね。楽しみだね」と太鼓判。「(デビューは来年の)1・4と聞いたけど、(格闘技の)基礎は十分あるから。柔道着は着てやるの?(柔道の)勝手は違うかも知れないけど、でも(プロレスでも)やるんじゃないですか。目が違うもんね。まず、プロレスマットが好きっていうのが何よりうれしいし、彼自身が成長するのにプラスになるでしょうね。楽しみだね」と大歓迎した。

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