井上尚弥の幼なじみ、元Jリーガーが尚弥の前で判定完勝「やるからには倒したい」

 「ボクシング・4回戦」(19日、大田区総合体育館)

 ライト級東日本新人王予選が行われ、サッカーJ3・SC相模原からの転向が話題を集めた山口聖矢(大橋)は、木内凌祐(セレス)を判定3-0で下した。

 序盤から優位に立ち、2回終了後にリングサイドから幼なじみ、4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥から「ワンツーをもっとコンパクトに」と助言を受けた。3回序盤、相手のジャブに左ジャブを合わせてダウンを奪取。ボディーを散らしながら的を絞らせず、優位に立ち続けた。4回は相手の猛攻に受けて立ち、カウンターの左フックでぐらつかせた。

 通算4勝(2KO)1敗とした山口は「相手は自分より経験が上。負けないよう練習して、力を出せて良かった。最初は組み立てを意識した。少しはできたかな」とうなずいた。

 昨年は苦杯を喫した新人王。次の新人王準々決勝に向け「やるからには倒したい。次は倒せるよう頑張りたい」とKOを誓っていた。

 サッカーからの転身。練習環境などを挙げ「ボクシングは個人競技だと思っていたが、多くの方に支えられている」と新たな気付きもあった。そして「リングの上では1対1。ボクシングの面白さも感じています」と次を見据えていた。

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