西田凌佑「楽しみ」中谷潤人撃破に自信アリ! フェザー&Sバンタム世界トップランカー圧倒のスパーに陣営手応え

 「ボクシング・WBC&IBF世界バンタム級王座統一戦」(8日、有明コロシアム)

 IBF王者の西田凌佑(28)=六島=がWBC王者・中谷潤人(27)=M・T=との統一戦に向けて、大阪市内の所属ジムで公開練習を行い、王座統一に自信を見せた。

 西田陣営は手応えを感じていた。統一戦が発表された直後に行われた4月末の会見では、勝利へのイメージがつかめていなかったが、ゴングまで一週間を切ったこの日は違った。西田は「あとは体重をしっかり作って、(試合が)楽しみという気持ち」と表情に余裕を見せると、武市トレーナーは「あそこから煮詰めて、今はこうやっていくというのは明確に見えている。もう迷いはない」と話した。

 昨年12月に初の王座防衛を果たすと、年明けから中谷とのビッグマッチに備えて練習を開始。5月はWBAフェザー級4位のイライジャ・ピアス(米国)、WBOスーパーバンタム級3位のデニス・マッカン(英国)と2人の世界ランカーを招集し、約200ラウンドのスパーリングを重ねた。トップランカーだけに質の高いスパーリングを行えたようで、西田は「いつもはどこかでこなしてしまうスパーになるんですけど、今回は世界ランカーの選手も日によって自分への対策でスタイルが変わる。考えながら集中して良いスパーができた」と仕上がり具合に自信を見せた。

 世界トップランカーとのスパーリングでは西田が圧倒していたようで、武市トレーナーが「上の階級の世界ランカーにどこまで通用するのかなと思ってましたけど、西田の方が強いと分かったので自信になった。やってきたことが通用するどころか上回っていたんで、『これなら』という実感というか、そういったものを感じます」と西田の成長を感じ取っていた。

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