武居由樹 WBA休養王者・堤聖也との統一戦にも意欲 井上尚弥が突如乱入「次は誰?」 V2一夜明け会見
ボクシングWBO世界バンタム級タイトルマッチで2度目の防衛に成功した王者・武居由樹(28)=大橋=が29日、横浜市で一夜明け会見に臨んだ。元ムエタイ王者の同級8位ユッタポン・トンデイ(タイ)を127秒TKOで撃破し「倒せて良かった。試合映像を5、6回見た」と自賛。ダメージもなく指名試合となる予定の次戦は9月ごろになる見通しで、その後はWBA休養王者の堤聖也(角海老宝石)との統一戦にも意欲を示した。
他団体王者に照準を定めつつ、かねて対戦を熱望してきた那須川天心(帝拳)戦については「どうですかね…?」と含みを持たせた。ただ、大橋秀行会長は「俺は(見たいのは)天心だな。ファン目線でね」と笑い、武居も「ファンの声は大事にしたい」と追随した。
終盤には、会見場の大橋ジムに姿を見せていた4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(32)が突如乱入。「次は誰と戦いたい?」と質問を投げかけた。武居が「て、て、天心選手ですかね」と慌てながら答えると、尚弥は「ん~」と首をかしげ、いたずらっぽく笑っていた。





