同門・重岡銀次朗に勝利でエール アジア2冠王者・宇津木秀が5回TKO防衛「大黒柱として」結婚&第一子女児誕生を告白

 「ボクシング・東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・ライト級タイトルマッチ12回戦」(27日、後楽園ホール)

 アジア2冠王者の宇津木秀(31)=ワタナベ=が、アクトレティ・イェレジャン(中国)に5回1分59秒TKO勝ちし、2冠としては初防衛に成功した。序盤から的確にジャブから崩して主導権を握ると、4回からはギアを上げて猛攻。5回にロープに詰めて猛攻を浴びせたところでレフェリーストップとなり、勝ち名乗りを受けた。完勝も、今後激戦区のライト級で世界挑戦を見据えてディフェンスを強化しているだけに、顔にできた傷が気にくわない。「思った通りにいかなかったが、KOなので(採点は)50点」と自身に厳しかった。

 きっちりベルトを守った試合後、一昨年に結婚、今年3月には第一子となる女児が誕生したことを告白。「家族のためにも大黒柱としてしっかり頑張りたい。(娘を)守っていかないといけない。父親はすごく責任がある。帰って(家にいる娘に)癒やされたい」と発奮材料を明かした。

 また、同門の重岡銀次朗(ワタナベ)が24日の世界戦で判定負けした後、急性硬膜下出血で開頭手術を受け、現在も病床で戦っているが、勝利でエールを送った。「銀ちゃんが(試合で)激闘する姿を見て頑張ろうと。(自分は)勝てたから良かったが、(重岡の容態が)心配」と案じた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス