ウナギ・サヤカが壮絶爆破に散る、引退の世羅りさに「離婚して時間あるのに…結婚しろよ」
「プロレス・ゼロワン」(7日、富士通スタジアム川崎)
ウナギ・サヤカが世羅りさと「プラズマ爆破デスマッチ」を行い、10分55秒、片エビ固めで3カウントを許した。
壮絶な爆発音と火花に包まれ、ウナギが壮絶に散った。来年1月に引退を控える世羅に、ウナギが届けた惜別マッチ。爆破音が幾度も鳴り響く中、世羅からはハリケーンドライバーなど、デスマッチだけではないプロレス力を発揮された。最後はプロレス有刺鉄線バットとプラズマ有刺鉄線のダブル爆破を浴び、爆死した。
決着は午後9時すぎだった。旧川崎球場の屋外会場のため、規定により勝利曲、マイクはなし。静かな拍手と歓声に包まれ、世羅はリングから地声で「ウナギ・サヤカとプラズマ・爆破をできたことはプロレス人生の誇りになったよ。ありがとう」と感謝を口にした。
バックステージで世羅は「爆破で楽しいってなかなかない。プロレス人生で一、二を争う楽しさだった」と改めて感謝を口にした。
ウナギは「離婚してプロレスに励む時間があるのに引退なんて」と、23年6月にプロレスラー・オルカ宇藤との破局を蒸し返しながら、引退を惜しんだ。そして「私らしくド派手に送りたかった。最後まで世羅りさらしく走り抜けてほしい。結婚しろよ」とエールを送った。
ウナギには後悔がある。2023年5月にスターダムで引退したひめかとは、22年秋にスターダムから撤退していたため、引退ロードに関与できなかった。
その無念を払しょくするため、今年4月に引退したセンダイガールズ・里村明衣子とのワンマッチ興行(今年2月、後楽園)、11月に現役を退くOZアカデミー・加藤園子を自主興行(今年4月、両国)に呼ぶことにつながった。
自身4度目の爆破マッチによって、世羅の心に自身の存在を刻み込んだ。世良の引退まで半年以上時間がある。両者の絡みは今後も続きそうだ。
