全日本・安齊勇馬 狙うはチャンピオン・カーニバルでの最年少V「狙えるのは今年まで。偉業だけど不可能じゃない」

 全日本プロレスの安齊勇馬(25)が12日、神戸市中央区のデイリースポーツを訪れ、4月9日から開幕する「チャンピオン・カーニバル」へ決意を語った。

 年に一度の祭典まで1カ月を切った。A・B2ブロックの各9名、計18名の総当たりリーグ戦形式で競う。4月9日から5月11日までの13大会で各ブロックの上位2名を目指し、5月18日の優勝決定トーナメント(大田区総合体育館)で頂点を決める。

 安齊は初出場だった一昨年から3年連続3回目の出場。“三度目の正直”で初優勝を目指すが、甘いシリーズではないことは重々承知している。

 それでも、ラストチャンスの偉業が懸かっているだけに並々ならぬ思いがある。「出るからには優勝狙うのはもちろんだけど、僕は今年までが最年少優勝を狙える年。せっかく狙える気力があるので、それを取りたい。今優勝できたらそれは偉業だと思うけど、決して不可能ではない」。これまでの最年少優勝は22年大会に青柳優馬が記録した26歳6カ月。昨年3月末に三冠ヘビー級王座初戴冠の最年少記録を塗り替えた新時代のホープは、ここでも積極的に新たな記録を狙う。

 9日の後楽園ホールで行われる開幕戦カードでは“北斗軍のリーダー”大森北斗と激突。「初戦はやっぱりスタートダッシュ的にも大事。ユニット対抗みたいな感じにはなると思うので負けたくない。大森北斗選手とシングルマッチをやったことは多分数えるほどしかないと思うので、単純に楽しみ」と気合は十分だ。もちろん勝利にこだわるのは当たり前。それだけなく「記憶にも残んないといけない。試合が終わったら、安齊の試合面白かったなって思ってもらえるようにしたい」と内容も求める。

 そして、春の祭典の先に見据えるのは三冠ヘビー王座奪還だ。「このチャンピオン・カーニバルの先は3冠ベルトしかない。チャンピオン・カーニバルで優勝するって、一年の主役になれる」と全日本の中心に立つ。

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