女子プロレス ウナギ・サヤカがCMLL日本女子王座陥落、ちゃんよた奪還に名乗り
「プロレス・ルチャフェス3」(1日、新木場1stRING)
CMLL日本女子王者のウナギ・サヤカが王座から陥落した。昨年6月の「ルチャフェス2」でダーク・シエルタから奪取した王座をかけ、CMLLのジュビアと対戦し、15分31秒、ジャベ・デ・スミシオ(変型羽根折り固め)で敗れた。
昨秋のメキシコ遠征では負傷により流れた一戦で、全日本プロレス名誉レフェリーの和田京平氏が試合を裁いた。気合十分の王者は髪をつかんでの攻撃を注意されると、天下の和田レフェリーに「うるさい!」と激高。さらに花道上での高速ブレーンバスターを成功させペースを握る。
だが、直後に串刺し攻撃が失敗し、形勢逆転を許した。プランチャ、ロープに固定されてのドロップキックを被弾し、苦しい展開が続く。エルボー、ビッグブーツで反撃したウナギだったが、最後はジャベ・デ・スミシオに屈した。
試合後、メキシコ国旗を掲げる新王者をにらみつけたウナギは「ジュビアにはずっと負けているけど、やっぱり勝つのはアレナ・メヒコの舞台がいいよね。プロレスラーは勝つまでがプロレスラーだから。お前はメキシコで、そのベルトでも守って待ってろ!」と敵地での再戦を要求。さらに「このベルト、CMLL日本女子って名前なんだけど、メキシコ人に取られた。このベルトに挑戦してくる日本人いないの?」と呼びかけた。
するとセミのタッグ戦に出場していた、ちゃんよたがリングに登場。「私には将来の夢があります。究極生命体になることです。究極生命体になるために、そのベルトが必要です」と表明。4月27日に東京・両国国技館で開催されるメキシコ観光主催「ルチャフェススペシャル」でのタイトルマッチが濃厚になった。
メキシコCMLL、メキシコ観光、LADYS RINGの3社合同で開催された「ルチャフェスタ」。さらなる新展開も期待できそうだ。



