プロレスのノアは１３日、今年１月に新日本からの離脱を表明していたＫＥＮＴＡ（４３）が入団することを発表した。２０００年の旗揚げメンバーの１人で、２０１４年４月の退団以来、約１１年ぶりの古巣復帰となる。

　ＫＥＮＴＡは００年５月に全日本でデビューした直後の同年６月から約１４年間ノアに在籍し、１４年に退団して米ＷＷＥに挑戦。１９年からは新日本のマットを主戦場にしていたが、今年１月６日を最後に離脱を表明していた。

　ノアには今年１月１日の日本武道館大会に参戦し、拳王（４０）と対戦。さらに今月１１日の後楽園ホール大会では拳王とタッグを組み、清宮海斗（２８）＆谷口周平（４８）と対戦したが、後楽園大会としては約１１年ぶりの古巣参戦でファンから大歓迎を受けた。

　割れんばかりの「ＫＥＮＴＡ」コールや温かい拍手を贈られ、「１０何年ぶりにノアの後楽園大会に帰ってこられて、本当に幸せ。（空気が）温かすぎるだろ。新日本じゃブーブー言われていたのに」と自虐しつつ、「何が言いたいかっていうと、ノア最高ってこと」と感謝。「（退団から）１０年いろいろあって、良かったとは言わないけど、悪くはなかったな」と感慨を込め、継続的な参戦を示唆していた。