新日本 来年引退の棚橋弘至、同志・真壁刀義と“ラスト”一騎討ちで涙の勝利 1999年10月デビュー戦の対戦相手と万感の握手

 真壁刀義(手前)との最後の一騎討ちを終え、目に涙を浮かべながら抱擁する棚橋弘至=新日本プロレス提供
 真壁刀義(右)との最後の一騎討ちを終え、握手を交わす棚橋弘至=新日本プロレス提供
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 「プロレス・新日本」(11日、エディオンアリーナ大阪)

 来年1月の引退を表明している棚橋弘至(48)が、真壁刀義(52)とシングルマッチで激突した。棚橋にとっては1999年10月10日後楽園ホールでのデビュー戦の相手で、団体の苦しい時期もともに過ごした同志ともいえる先輩との“最後の一騎討ち”。9分24秒、後方回転エビ固めで3カウントを奪った後、棚橋は目に涙を浮かべて握手し抱き合った。

 25年来、新日本プロレスの看板を背負ってきた両雄が第1試合で激突した。今や団体の社長にもなった棚橋は自身のヤングライオン時代から重ねてきた真壁との歴史をひもとくように、ロックアップ、エルボー合戦の後、珍しくセントーンも披露。エアギターも飛び出した。対する真壁も肉弾戦だけではなく、しっかりとブリッジを効かせたノーザンライトスープレックスやジャーマンスープレックスホールドを繰り出し、この試合に懸ける特別な思いをにじませた。

 棚橋はこん身のハイフライフローは回避されたものの、スリングブレイドを決めて流れをつかんだ。1度目のジャパニーズレッグロールクラッチは不完全に終わったが、さらに勢いをつけて再度挑戦。2度目はしっかりとブリッジも決めて抑え込み、3カウントを奪った。

 試合後は戦いの余韻も残る中、真壁から手を差し出し、棚橋は積年の想いを込めるように両手で握り返して深々と最敬礼。肩を抱き合い、棚橋は目に涙を浮かべて万感をかみしめていた。

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