ディアマンテジムがスパーリング大会 ゲストの亀田興毅氏「子どもたちが将来活躍していくと思うととても楽しみ」
ディアマンテボクシングジムが26日、ソフィア堺(堺市教育文化センター)でスパーリングイベント「第8回キッズ・ジュニアボクシングフェスタ」(堺浜寺ライオンズクラブ協力、堺市後援)を開催した。7歳から61歳まで138人が参加して熱戦を繰り広げた。
この大会は同ジムの野上真司オーナー、奈々会長夫妻が海外で活動する際に、現地の子どもたちが大きな舞台でボクシングを楽しむ姿に感銘を受けたことをきっかけに始めた。日本でも同じように、子どもや一般のボクシングファンが自ら主役になれる大会をつくりたいとの思いで開催している。20年12月の初回から8回目を迎えた。
今回のゲストには元3階級世界王者の亀田興毅氏、元日本ライト級王者の土屋修平氏、元日本スーパーライト級王者の細川バレンタイン氏が来場。選手へのプレゼンターを務め、写真撮影、試合のアドバイスを送った。
亀田氏は「ディアマンテジムさんがこういう大会を開催して、ボクシングの拡大に一役買われていると思います。僕が子どもの頃はこういう大会もなくて、なかなか実戦経験ができなかったのですが、こういう機会ができて子どもたちが将来どんどん活躍していくと思うととても楽しみです。これからもみんなで力を合わせて盛り上げていければと思います」と語った。
野上オーナーは「今回も全国から130人を超える皆さんに集まっていただき盛大に開催することができました。ゲストのチャンピオンの皆さんも子どもたちや、親御さん、ファンの皆さんと、和やかに交流をしてくださり、喜んでいただけたことをとてもうれしく思っています。この大会を卒業していった子どもたちが、インターハイ等で活躍してくれているのを昨年より目の当たりにして時の流れを感じていました。将来はこの中から世界チャンピオンになってくれる選手たちが出てくれるとうれしいですね」と期待した。



