3階級制覇目指す中谷潤人が計量クリア、200グラムアンダー 王者は全裸でパス 13秒フェースオフ

 前日計量をパスしたWBC世界バンタム級の挑戦者・中谷潤人(撮影・佐々木彰尚)
 前日計量を終えてフェースオフをする挑戦者の中谷潤人(左)とWBC世界バンタム級王者 アレハンドロ・サンティアゴ(撮影・佐々木彰尚)
 前日計量をパスしたWBC世界バンタム級王者 アレハンドロ・サンティアゴ(右)と挑戦者の中谷潤人(撮影・佐々木彰尚)
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 「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(24日、両国国技館)

 トリプルタイトルマッチの前日計量が23日、都内で行われた。リミット53・5キロに対して、王者アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)はパンツを脱いで全裸で53・4キロ、挑戦者で同級1位の中谷潤人(M・T)は、53・3キロでともに一発クリアした。2人は13秒にらみあった。

 中谷は相手の印象について、「想定していた大きさという感じ。あとは構えた時にどのくらい低くなるか。そのあたりは想定してますし、どう来てもいいような対応を身につけてきたので、それは24日に発揮できたら」と語った。

 世界3階級制覇がかかる中谷は、昨年5月に行われたWBO世界スーパーフライ級王座決定戦で、アンドルー・モロニー(オーストラリア)を左一撃で失神させ、KO勝利を飾った。米国で最も権威のある専門誌「ザ・リング」などの2023年年間最高KO賞に選出されている。

 22日の記者会見では、「今回バンタム級に上げて調整もすごくうまくいっているので、体にエネルギーがたまっている状態」と良好なコンディションをアピールしていた。

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