田中恒成との世界王座決定戦に臨むバカセグアが公開練習「戦争をしかける」

 公開練習を行ったクリスチャン・バカセグア
 記者会見を行ったクリスチャン・バカセグア
 記者会見を行った(左から)チーフトレーナーのアルベルト・ベガ氏、クリスチャン・バカセグア、プロモーターのパコ・ダミアン氏
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 「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級王座決定戦」(24日、両国国技館)

 3階級王者でWBO世界スーパーフライ級1位の田中恒成(畑中)との王座決定戦に臨む同2位のクリスチャン・バカセグア(メキシコ)が15日、東京・帝拳ジムで記者会見と公開練習を行った。

 前日に来日したばかりのバカセグアだが、3分1回ずつ披露したシャドー、ミット打ち、サンドバッグ打ちでは軽快な動きを披露。「時差は全く気にならなくなったし、日本の気候はとても気持ちいい。コンディションはとてもいいし、フルラウンド戦える体力を作ってきた」と好調をアピールした。

 田中戦については「彼は3階級を制覇していて、とてもリスペクトしているが、僕は彼に勝つ手段を持っている。僕は戦争をしかけるから、彼は全力を尽くさなければならない。必ず勝って帰ります」ときっぱり。自分が田中に勝っている点を「大きな心と大きなスピリットがあること」とし、チーフトレーナーのアルベルト・ベガ氏は「非常に好戦的で、ガンガン前に出るところ。今はディフェンスも完璧だが、何より闘争心が素晴らしい」とした。

 また、田中が所属する畑中ジムの畑中清詞会長は12日の公開練習で田中を闘牛士、バカセグアを闘牛に例えていたが、バカセグアは「田中がマタドールなら、僕は鋭い角を持った闘牛。彼を(宙に)すくい上げると思う」と切り返していた。

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