4階級制覇に挑む田中恒成が公開練習 井岡に敗北後の3年間で「生き方が変わった」 王座奪取の先に統一戦見据える

 ミット打ちを行う田中恒成
 ミット打ちを行う田中恒成
 公開練習の前に記者会見を行った田中恒成(右)と畑中清詞会長
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 「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級王座決定戦」(24日、両国国技館)

 クリスチャン・バカセグア(26)=メキシコ=との王座決定戦に勝てば史上最速の4階級制覇を達成する田中恒成(28)=畑中=が12日、名古屋・畑中ジムで公開練習を行った。

 2020年大みそか、井岡一翔(34)=志成=に敗れてプロ初黒星を喫し、4階級制覇に失敗したWBO世界スーパーフライ級戦以来、3年2カ月ぶりの世界戦を迎える田中は「この3年間のきっかけは、全てあの時の試合です」と率直に打ち明けた。

 その間の進化を「ディフェンス面の強化は目に見えて分かると思うんですが、一番変わったと思うのはメンタル。ブレが少なくなり、ムラがなくなった」と説明し、「生き方が変わった3年間でした」と語った。

 「今回は中途半端な勝ち方は見せるつもりはないので、圧倒して、そしてKOで4階級制覇を達成したい」ときっぱり。今回の試合の先に考えているのは統一戦だといい、「今も井岡選手は世界チャンピオンですし、統一戦でチャンスがあるなら、そりゃ戦いたいというところです」と希望していた。

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