新日本プロレス 坂口征二相談役 猪木さんロレックス身につけ1、2.3ダー!「猪木の前に猪木なし 猪木の後に猪木なし」

アントニオ猪木さんから贈られたという腕時計を披露する坂口征二さん(切り込みは拡大写真)
 アントニオ猪木さんの一周忌に参列した坂口征二氏(撮影・堀内翔)
 アントニオ猪木さんのブロンズ像の除幕式に参列した坂口征二氏、藤原喜明氏、オカダ・カズチカ、小川直也氏(撮影・堀内翔)
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 昨年10月1日に死去した元プロレスラー・アントニオ猪木さんの一周忌法要と、「燃える闘魂 アントニオ猪木之像」除幕式が12日、横浜市の総持寺で行われ、新日本プロレスの坂口征二相談役が参列。猪木さんから還暦のお祝いでプレゼントされたロレックスの腕時計を身につけて、祈りを捧げた。

 ブロンズ像の除幕式では杖で支えていない左腕を突き上げ「1、2、3ダー!」と師匠に向けて唱和した坂口氏。「早い1年が過ぎましたね。選手としてフロントとしてOBとして50年ぐらい一緒でしたが、人ができないことをやった人だと思いますね。多く失敗もしましたけど、成功もした人だったですね」としみじみ振り返った。

 1973年、猪木さんのいる新日本プロレスに入団後、タッグを組んで数々の名勝負を繰り広げた坂口氏は、プロレスラー、アントニオ猪木としての功績も称えた。「プロレスもずっとやってきて、アリ戦も先駆者としてやった。新日本プロレスを引っ張ってきたんだから。猪木さんのプロレスはもう、誰もマネできないよね。柔道でいう木村政彦さんのね、『木村の前に木村なし、木村の後に木村なし』と言うぐらいね、『猪木の前に猪木なし猪木のあとに猪木なし』、それくらいの猪木さんは持っていたですよね」と柔道界の偉人を例にして、尊敬の念を明かした。

 今年で81歳となった坂口氏は天国の猪木さんについて「今、馬場さんと仲良くやってんじゃないの。飯でも食っているんじゃないの」と笑っていた。

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