日本ミドル級王者・国本陸 判定完勝で酒井を返り討ちV2防衛「KOできずすいません」
「ボクシング・日本ミドル級タイトルマッチ」(5日、大阪市住吉区民センター)
王者・国本陸(六島)が判定3-0の完勝で同級1位・酒井幹生(角海老宝石)を返り討ちにし、2度目の防衛に成功した。
序盤はプレッシャをかけてきた相手にペースを握られたが、4回、強烈な右アッパー、右フックをヒットさせ逆襲を開始。
5回終了の途中採点では1人が3ポイント差、2人が1ポイント差でリードしたものの僅差。だが終盤以降、ボディー攻撃で相手にダメージを与え、楽々と逃げ切った。昨年4月、王座奪取時に大差判定で破った相手との再戦を勝ち切った。戦績は国本が9勝(3KO)1敗、酒井が5勝2敗1分け。
リング上で国本は「KOできずすいません。相手のプレッシャーが強くうそーっと思ったけど、負けへんぞと思ってやった。目の前の試合をクリアしながら東洋、アジアを狙っていく」と、声援に応えた。



