「ボクシング・ＷＢＡ世界スーパーフライ級タイトルマッチ」（２４日、大田区総合体育館）

　世界元４階級制覇王者の井岡一翔（３４）＝志成＝が２３日、都内で前日計量に臨み、５２・０キロで一発クリアした。王者ジョシュア・フランコ（２７）＝米国＝は体重超過により王座はく奪。井岡が勝てば新王者、引き分けかフランコ勝利は王座が空位となる。以下、井岡の主な一問一答。

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　－今の心境は。

　「非常に充実した気持ちでここまで来ることができた。チーム、多くの方のサポートのおかげで最高のコンディションに仕上がっている」

　－再戦について。

　「必ず勝って自分がチャンピオンにならないといけない試合だと思っている」

　－（１回目の）王者の体重超過について。

　「気持ちとしては何一つ変わっていない」

　－日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）が発表した大麻成分が出た問題はいつ聞いて、その時の気持ちは。

　「明確にいつ聞いたか日にちまでは覚えていないけど、自分と真摯（しんし）に向き合っている。以前にもこういうことがあって、１００％ＪＢＣとの関係性も僕の中で修復してないし、思う気持ちはいろいろある。明日無事にリングに上がれることを信じて、最後までやるべきことをやっていくだけ」

　－相手がウエートオーバーでも試合はするのか。

　「そういう気持ちでいる。コンディションを作れていないのは対戦相手のこと。僕はベストを作れているので、相手がどうであろうと、ベストを尽くすだけだと思っている」