井岡陣営「潔白を証明していく」 世界戦直前のJBC発表に「困惑」 23日は予定通り前日計量へ
「ボクシング・WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(24日、大田区総合体育館)
日本ボクシングコミッション(JBC)は22日、世界元4階級制覇王者で前WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(34)=志成=から、昨年12月31日の世界戦でのドーピング検査で禁止物質の大麻成分が検出された件について説明を行った。21日に発表したもので、井岡陣営は「(世界戦)直前に、このような発表がなされることについて、非常に困惑しているとともに、疑義を有さざるを得ません」と声明を出した。
20年12月31日の王座戦の検査でも井岡の検体は陽性反応を示したが、陣営は使用したオイルに大麻成分が含まれている可能性を示唆。今回も試合前1カ月以内に使用した薬品リストに大麻成分が検出されるようなものはないとし、「井岡の潔白を証明していく所存です」と方針を示した。
この日、都内の所属ジムでは関係者が報道陣に「本人の対応は予定していない」とし、23日の前日計量の予定に変わりがないことを説明した。




