全日本屈辱 宮原、安斉組がホーム興行で新日本の内藤、BUSHI組に敗れる 安斉「もう一回やらせろ!」

 「プロレス・全日本」(7日、大田区総合体育館)

 宮原健斗&安斉勇馬組が、全日本プロレスの興行に14年半ぶりに乗り込んできた新日本プロレス・内藤哲也と、BUSHI組に敗れる屈辱を受けた。

 開始前から宮原コールと内藤コールが二分する中、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の内藤組に宮原は敵意をむき出しにした。場外では内藤やBUSHIに頭突き攻撃。しかし、BUSHIに毒霧攻撃を浴びるなど、入団2年目の安斉が徐々に痛めつけられ、最後は内藤に必殺デスティーノを決められて、カウント3で沈んだ。内藤、BUSHI組は勝って当たり前とばかりに拳を突き上げるポーズで勝ちどきをあげた。

 バックヤードに現れた内藤は「久々の全日本プロレスで、先頭を走っているであろう宮原選手を感じることができて、楽しかったですね。全日本プロレスに来て良かったよ。元々、俺の視線に入ってなかったけど、安斉選手という若い選手を感じることができた。今日、全日本プロレスに来てよかったなと。ただ、良かったと言ってられる時点で余裕があるってことだから、残念ながら次はない」と、この試合限りを強調した。

 一方、全日本プロレスファンが大半を締める中、ホーム興行で敗れた安斉は敗戦に納得が行かず。「俺は全部、出したけど、ダメだった。クソッ。もっともっと、強くなって、ロス・インゴの内藤哲也、絶対、ぶっ倒してやる!。もう一回、もう一回やらせろ!」と、悔しい負け方にリマッチを熱望していた。

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