少年・武藤敬司が野球を続けていたら 中学後輩の西武元監督「すごい選手になったのでは」

 プロレス界のスーパースター・武藤敬司(60)が21日、新日本の内藤哲也(40)と引退試合に臨み、38年4カ月の現役生活に終止符を打った。武藤の故郷、山梨県富士吉田市出身で下吉田中学校の後輩でプロ野球西武の田辺徳雄元監督(56)は、武藤が当時から天性の運動能力を持っていたことを明かした。

 武藤少年はスポーツ万能の柔道選手だったと言う。「学校では柔道が強くて運動神経は、抜群だったという話は有名でしたよ。武藤選手、本当にお疲れさまでした」と38年の現役生活を終えた戦士に、田辺氏はねぎらいの言葉をかけた。

 武藤は小学校時代は野球に没頭し、地元の少年野球チームで「エースで4番」を務めたほど。野球を続けていても面白い存在になったのではと言う。田辺氏は現役時代のチームメートでバク転でホームを踏む秋山幸二氏の姿と重った。「清原クラスのパワーがあって、秋山さんぐらいの俊敏性が備わっている。野球を続けていたらすごい選手になっていたのでは」と回想していた。

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