井上尚弥 戦いたい相手は「やっぱりフルトン」と明かす

笑顔で取材に応じる井上尚弥=東京・WOWOW 放送センター(撮影・金田祐二)
フルトン戦に向け準備を進める井上尚弥=東京・WOWOW 放送センター(撮影・金田祐二)
井上真吾トレーナーと取材に応じる井上尚弥=東京・WOWOW 放送センター(撮影・金田祐二)
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 ボクシングのバンタム級前世界4団体統一王者の井上尚弥(29)=大橋=が31日、都内のWOWOWのスタジオで行われた「全世界プロボクシング~エキサイトマッチ、『井上尚弥出演!エキサイトマッチSP「井上尚弥」4団体王座統一戦!』の収録中、対戦したい相手を問われ「やっぱりフルトンですかね。報道にも上がっているとおりですけど」と、WBC&WBO同級世界統一王者のスティーブン・フルトン(米国)と真っ先に明かした。

 昨年末バンタム級で4団体統一を果たして、「やり残したことはない」と話していた井上尚。スーパーバンタム級に強い相手が多いことで転向を話したが、希望の相手を明かしたのは初めて。

 井上尚の強さに2023年中の4団体統一もあるのではないかと問われ、「まずは1勝すること、そこはしっかりと。まわりの方はスーパーバンタムいけるでしょ、と言いますけど、やるのは自分ですから。1・8キロの差は感じるわけで、慎重に行きたいなと思います」と冷静に足元を見つめた。井上真吾トレーナーも「大きくなると思います。拓真にもしても尚弥にしても世界をとってですね」と収録中、今年中の兄弟同時世界王者誕生を目標に語った。

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