新日・KAIRIが女子V1も元サーシャ・バンクスのモネ挑戦要求!アジャ戦も興味
「プロレス・新日本」(4日、東京ドーム)
IWGP女子選手権試合が行われ、初代王者のKAIRIが中野たむの挑戦を退けて初防衛に成功。直後にWWEでサーシャ・バンクスの名で活躍したメルセデス・モネが登場して挑戦をアピールした。
戦いは中野がトップロープからのプランチャ、変形ファルコンアローのバイオレット・スクリュー・ドラオバーなどの大技で攻め込んだが、KAIRIは裏拳のカットラスで流れを引き寄せ、最後はトップロープからのダイビングエルボードロップのインセインエルボーで3カウントを奪った。
しかし、その直後、髪を色鮮やかに染め上げた奇抜なコスチュームをまとったモネが登場。リング上でKAIRIと握手を交わすと、変形ネックブリーカースラムのバンクラプトをお見舞いしてKOしてしまった。
続けてWE女子王座など多くのタイトルを獲得した大物はマイクを持つと、「アナタは歴史をつくっているかもしれないけど、私もアナタに負けないぐらい歴史をつくることに興味があるの。私は新日本プロレス、スターダムに歴史を作りに来ました。自己紹介させてもらうと、私はこの女子の階級のCEOであり、スター選手」とアピール。「まずはKARIRIさん、IWGP女子のベルトを少しの間楽しむといいわ。でも、私と対戦するとき、そのベルトは私のものになるからね」と挑戦に名乗りを上げた。
インタビューでは、「今、私は世界征服に向けてのツアーの真っ最中。でも、まずは日本に立ち寄ってみました」と貫禄たっぷりにあいさつ。王座奪取後の考えを問われると、「私はお金を得るために来たわ。まずは円、ありとあらゆる宝石、その次はドルにも手をかけるかもしれないけど、すべてのものを手にするために戦っていきます」と返答した。
KAIRI以外に戦いたい相手を問われると、まずは「アジャ・コング、AZM(スターダム)、山下実優(東京女子)にも興味があります」と意外な名を挙げ、「でも、一番初めにKAIRIと戦うと決めたのは、私たちの間には過去があるから」と強調した。