堀口恭司 米団体全勝に貢献し苦笑い「喜んでいいのかな」日本の「技術の遅れ」指摘も

 堀口恭司(左)が扇久保博正に判定勝ちする(撮影・堀内翔)
 変面師の扇子がラウンドガールの顔にぶつかる(撮影・堀内翔)
 1回、堀口恭司(左)が扇久保博正を攻め込む(撮影・堀内翔)
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 「RIZIN.40」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 米有力団体ベラトールとの5対5の全面対抗戦が行われ、RIZIN側の5戦全敗となった。中堅では、ベラトール軍の堀口恭司(アメリカントップチーム)が、扇久保博正(パラエストラ松戸)に3-0の判定勝ち。序盤から得意のカーフキックでダメージを与え、全局面でコントロールしながら終始攻勢で圧倒した。

 日本代表でありながら米団体の全勝に貢献した堀口は「なんか喜んでいいのかなと、今でも思っています」と本音を明かし、「もちろんうれしいが、複雑な気持ち。日本サイドなんだけどな」と苦笑い。閉会セレモニーの際、RIZINの榊原信行CEOからは「お前、こっちサイドだろ」と茶化されたという。

 ただ、ベラトールが全勝となった要因については「技術的なものとかが日本はちょっと遅れているのかなと思っていたので、自分は海外に行って(最新技術を)会得した。今回もそうだが、技術的に少し遅れているのかなと思いました」と指摘。日本の後進に向けて「自分がやっているように米国に行って、じかに肌で感じる技術の差なり、コーチの差を感じないと人間ってわからない。やっぱり世界に出た方がいいんじゃないかと自分は思う」と率直に語った。

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