梅野源治 芸人かまいたちに鉄拳制裁予告?「拳で学ばせる」“ヤバイだろ”いじりにイラッ

 パンチを出す梅野源治(撮影・堀内翔)
 平本蓮のセコンドを務めるシバター(撮影・堀内翔)
 試合終了直前に梅野源治(後方)を平本蓮が倒すもドローとなる(撮影・堀内翔)
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 「RIZIN.40」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 日本ムエタイ界の至宝、梅野源治(34)が、平本蓮(24)の対戦相手「X」として登場。ボクシングに準じた特別ルールで対戦した。2回最終盤、梅野は平本の強烈な左フックを浴びて倒れたが、時間切れだったためドロー。試合後は今年話題となった自身のセリフ「ヤバイだろ」が各方面で再三いじられていることに「ヤバイだろ!学ばせてやる」と怒りをまき散らし、笑いを誘った。

 梅野は今年3月の皇治との対戦で判定負けした際、判定に納得いかず「ヤバいだろ」と連呼したことがSNS等でも話題となった。この日「X」として梅野が入場する際、煽りVTRでは「ヤバいだろ」をフィーチャーされ、本人の知らないところで「YAVAY」という入場曲が掛けられたが、試合後の会見で「RIZIN、学ぼう、いい加減に。あの入場曲に、あのVTRはさすがにヤバイだろ。本当にふざけんなよと」と、試合の感想をさておいて怒気をにじませた。

 また、怒りは場外にも飛び火。今年、お笑いコンビのかまいたちがYouTube等で「ヤバイだろ」を再三いじり、梅野とSNS上でもやり合っているが、「あいつらは絶対RIZINのリングに呼びます。本当に何度やっているんだと。確実に拳で学ばせてやる」と梅野。「来年エキシビションマッチで、肘だけルールでぶったぎってやろうかなと。(「YAVAY」Tシャツなどで)馬鹿にしすぎだろと。お笑い芸人だから何を言ってもいいという風潮があるが、いきすぎだぞお前らと。確実に学ばせてやる」と、終始真顔を崩さずに鉄拳制裁を予告した。

 今回は体重差がありながら、大みそかを盛り上げるために平本との対戦を受託。肘とキックのスペシャリストが異例のボクシングマッチを行ったが、「みんなビックリしたと思うし、僕の中でも結構ビックリしたが、大みそかのお祭りにいいマッチメイクが組めたのでは。平本選手とああやって殴り合えて気持ちよかった」と語った。

 3月の皇治戦の会見では、約30分にもわたって不満をぶちまけた。それを踏まえ、平本はこの日パンチで倒しつつの引き分け裁定に、「完璧じゃないですか(笑)。あれでKOしたら梅野選手がまた2、30分インタビューになると思うので」といじった。ただ、梅野のこの日のインタビューも報道陣からの質問がやまず、20分超え。取材時間が24分になったと聞くと「よし」と満足そうに会見場を後にした。

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