KAIRIが林下詩美と熱闘ドロー!1・4東京ドームでV1戦!サーシャ・バンクス出現か
「プロレス・スターダム」(29日、両国国技館)
初代IWGP女子王者のKAIRIと林下詩美が激突したノンタイトル戦は、15分フルタイムの熱闘で引き分けた。ヒートアップした終盤は林下がハイジャックボムをサク裂。エプロンに脱出したKAIRIもポスト上段からのインセイン・エルボーを繰り出したが、時間切れのゴングが鳴った。
入場の際に差し出した青いバラを林下に拒絶されたKAIRIは「青いバラの花言葉を知ってますか」と、説教を始めた。「不可能なことを成し遂げる。そういう意味が込められています。あんたはスターダムの希望でしょう。こんなところで立ち止まってないで、もう1回やろう。このベルトをかけて…。その時は倒す」と、タイトルをかけた再決着戦を約束した。
年が明けると、新日本の1・4東京ドーム大会で中野たむの挑戦を受けて初防衛戦に臨む。ドーム大会では、サーシャ・バンクスことメルセデス・バーナードの登場がウワサされている。この日、ブシロードの木谷高明社長兼CEOが同問題に言及。「ドームに来る可能性はあるでしょう」とした。
WWEでロウ&スマックダウンの両女子王座のほか女子タッグ王座にも就いたサーシャは、5月からリングを離脱。5月16日のロウ大会をボイコットしたことでWWE女子タッグ王座もはく奪されたもので、年内でWWE退団が決定的といわれる。
サーシャは年内までWWEの管轄下にあり、木谷社長も具体的な言及は避けた。年明けから動きが出てくるものと思われ、ドーム大会に出現すればIWGP女子王者がターゲットになってくる。20年7月までWWEに在籍したKAIRIは退団直前にサーシャとシングル対決を行っている。また同月20日のロウ大会では、サーシャと防衛戦を行った王者アスカのセコンドに就いたことで転落の引き金を引いた因縁もある。サーシャの動向に目が離せなくなってきた。


