新日本の50周年イヤーは年間23万1728人を動員!“コロナ禍“からようやく脱却!

 新日本プロレスが23日の後楽園ホール大会で年内最終戦を打ち上げた。旗揚げ50周年イヤーは10月に創設者のアントニオ猪木さんが死去し、文字通り節目の年となった。国内の年間観客動員は23万1728人(144大会)で、21年の18万3541人(167大会)及び20年の22万3908人(104大会)を上回ってようやく“コロナ禍”から脱却した。

 今年は1月に“コロナ禍”で3大会が中止。9月には台風の影響で2大会が中止された。ドーム興行は新年の東京ドーム2連戦に続いて5月に福岡pay payドームも21年ぶり復活(7回目)した。日本武道館(6回)、両国国技館(2回)、横浜アリーナ(1回)、大阪城ホール(3回)、大阪府立体育会館(4回)などでビッグマッチを開催。11・20有明アリーナではスターダムとの合同興行も開催され、7102人を動員。今年の集客数では1・4東京ドーム(1万2047人)に次ぐ業界2位で、注目度の高い興行となった。

 G1クライマックスは、3年ぶり秋から本来の夏に開催。ベスト・オブ・スーパーJrも暮れのWORLD TAGとの併催から3年ぶり初夏の単独開催に戻された。“コロナ禍”で制限されていた外国人勢も3月のニュー・ジャパン・カップから主力が戻り、11・5大阪大会では17人が参戦した。

 海外では6・26シカゴでAEWと合同興行を開催。10月は3年ぶり英ロンドン大会と米ニューヨーク大会(ともに2連戦)を再開。ニューヨーク興行にはスターダム勢も参加した。11月には3年ぶりオーストラリア大会(シドニー)を開催し、ニュージーランドにも進出した。20、21年は“コロナ禍”で苦しんだが、ようやく立て直しができた。

 この日は大場所興行を連発したノアも新宿FACE大会で全日程を終え、5万2566人(80大会)を動員。他団体ではドラゴンゲートが2大会を残して7万1324人(163大会)。DDTグループ(東京女子、ガン・プロ、まっするなどを含む)は3大会を残して6万2079人(183大会)。全日本は1大会を残して3万5978人(63大会)。大日本は1大会を残して2万3216人(124大会)で、ともに前年を上回った。

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