魔裟斗 3度目計量失敗の平田樹をバッサリ「プロとして失格」自身現役時は1日10回体重計乗る生活
元K-1世界王者の魔裟斗(43)が21日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、19日にシンガポールで開催された格闘技大会「ONE」で、日本女子の平田樹が計量失敗で試合中止となったことに言及。「プロとして計量オーバーは、やっちゃいけないことだよね。この選手過去にもオーバーしたことあるんでしょ?」と、厳しく断じた。
平田はこれで2戦連続、計3度目の計量失敗だった。過去の2度計量失敗は、相手選手がキャッチウェイトでの試合実施を認めていたが、今回は対戦相手の元RIZIN王者のハン・ソヒ(韓国)が受け入れず、試合が中止となった。ハム・ソヒは自身のインスタグラムで「誰でも一度は過ちを犯すが、彼らは同じ過ちを2度も3度も繰り返し、今回の失敗の後も謝罪、反省のそぶりは一切なかった」と、平田を批判した。
魔裟斗は「よく中止って判断したね。この試合のためにコンディショニング整えてきて、すべてをこの日のために向けてやってきた。中止したくないからね、今までやってきたことがなくなっちゃうから。しょうがないからやるよってパターンだけどね。正直、ハム・ソヒ選手が可哀想だ。よく中止という判断したね」と語り、同大会のチャトリCEOが平田が4週間前から節制しないと指摘したことを受け「4週間前じゃダメなんだよね。本当に強くなりたいなら、24時間365日やらなきゃダメなんだよね。やっぱり体作りはトレーニング、休息、食事のこの3つだから。この3つでできてくるから体って。いかに普段から節制していくかが重要になる」と強調。「試合に勝つ以前の問題で、試合のリングにも上がれてない。プロとして失格だよね。非常に重いよ、3回目って」と断罪した。
自身も18歳の頃の2戦目に計量オーバーがあったことを明かしたが、「それ以降は全然ない。63戦やって。ほぼリミットぴったり」。引退前の3年間は1日に10回体重計に乗る生活だったことを明かし、「とにかく体重に対してビビってないとダメなんだよね。減量できるかなという繊細さを持っていれば、そんなことにはならない。たぶん平田選手の場合はなんとかなるでしょうと思って生活してるんじゃないかなという気がする。過去2回は失敗してもキャッチウエイトで何とかなっちゃってたわけよ、だから今回も大丈夫でしょうと、そういう考えもあったんじゃないかな」と分析した。
「今回相当反省してるんじゃない?これはちょっと重いよね。普段から節制するっていうのはアスリートとして当然のことだから。プロは体重オーバーしちゃダメよ。契約を全うしないと」と最後まで口調は厳しかった。





