人気格闘家で元Ｋ－１の皇治（３３）＝ＴＥＡＭ　ＯＮＥ＝が、１１月１３日にドバイで行われるエキシビションマッチで、メイウェザーの秘蔵っ子で“第２の刺客”ジャハン・イングラムと対戦することが発表された。皇治はこの日、ＲＩＺＩＮの榊原信行ＣＥＯ（５８）と共に記者会見に出席した。

　榊原ＣＥＯは「９月２５日のスーパーＲＩＺＩＮで、皇治選手がジジ選手にＫＯ勝利した後、さかんにフロイドから皇治への挑発が来ておりまして」と説明。メイウェザーからの「俺のダチのジジを倒した皇治。俺のチームにいるジャハンと試合やろうじゃないか」などとのメッセージ動画も公開された。イングラムはプロ３戦３勝で、メイウェザーは「将来世界チャンピオンになるであろう逸材」としているという。

　皇治は「マルコメからもモテてしゃーないなと。やっとメイウェザー来たと思ったら、またパチモン来たから、どないしよかなと」と言いながらも「こいつら、日本人ファイターをなめとるんでね。こいつはたいしたことないってことを、世界中に分からせてやりますよ」と話した。

　榊原ＣＥＯは「ある意味（メイウェザーから）ロックオンされているんだと思う。日本の選手が固有名詞で呼ばれたことがない。ジジが負けたことは、メイウェザープロモーションからしたら大きいことで、試合後ずっと皇治と誰かやらせろと言われていたので」。３分３ラウンド、６５キロ以下でボクシングに準じたエキシビションマッチで行われる。