坂晃典 日本王座防衛戦で破格のファイトマネー450万円 経営する焼き肉店の設備投資へ
「ボクシング・3150FIGHT SURVIVAL vol.1」(17日、メルパルクホール大阪)
元世界3階級王者の亀田興毅ファウンダー(35)が手掛けるボクシングイベント「3150FIGHT SURVIVAL vol.1」の計量が16日、大阪市西成区のKWORLD3ジムで行われ、出場全選手が一回目でクリアした。メインの日本スーパーフェザー級タイトルマッチでは王者・坂晃典(30)=仲里=がリミットの58・9キロ、同級3位の奈良井翼(22)=RK蒲田=は58・7キロだった。
2度目の防衛を狙う坂は昨年12月以来の試合となるが、キャリア27戦を誇る実力者らしく「バッチリです。圧倒的な内容で勝ちたい」と自信を示した。挑戦者の奈良井は高校時代に仲里ジムに通っていた時期もあり、面識もあるが、しっかりと〝先輩〟の貫禄を見せつける思いだ。
この試合は破格のファイトマネーでも呼んでいる。「3150FIGHT」では独自のファイトマネー制度を導入。従来のファイトマネーの倍額を現金で払うというスタイルで、具体的な金額も明らかにしている。
日本王者は相場100万円ということで倍額の200万円が「3150FIGHT」のファイトマネーとなる。しかし今回の坂は入札のような例外的要素が加わり450万円にさらに跳ね上がった。指名挑戦者は相場50万円のため今回の奈良井は100万円を受け取る。
これまでの防衛戦は従来の100万円程度が最高額という坂は「モチベーションが上がりますよ」と力を込める。昨年6月に「焼肉 牛王 岸和田店」をオープンさせ、オーナーとなった。コロナ禍での打撃も浴びたが、現在は経営も軌道に乗っている。冷蔵庫や製氷機などさらなる設備の充実にファイトマネーを充てる方針だ。
地元大阪で初の日本王座挑戦となる奈良井。自己最高の100万円のファイトマネーでまずは壊れた自転車を購入する。「親にごちそうしたい」とも話した。戦績は坂が27戦21勝(18KO)6敗。奈良井は9戦8勝(7KO)1敗。





