榊原CEO 未来VSメイ興行「ビッグサプライズ準備」PPVでザ・マッチ超え狙う
「RIZIN.37」(31日、さいたまスーパーアリーナ)
榊原信行CEOが、9月25日にさいたまスーパーアリーナで開催することがこの日に発表された朝倉未来(トライフォース赤坂)と元ボクシング世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)のエキシビションマッチの興行で「ビッグサプライズになるような準備を進めている」と語った。
榊原CEOは興行は「世界戦略の第一歩になる」と位置づけ、2部制として1部を海外、主に北米の視聴時間に合わせた「スーパーRIZINみたいな」という興行にしてメインイベントに未来-メイウェザー戦を置き、2部を「RIZIN.38」として、この日に4強が出そろった女子スーパーアトム級トーナメント2回戦や「ビッグサプライズのカード」などを行う意向を明示した。
会場は東京ドームも候補にあったものの、約2万5000人の収容が見込めるさいたまスーパーアリーナにし、「あとはライブのペイパービューで見ていただくところに主眼を置きたい」と海外も含めた有料視聴を重視する考え。PPV売上が50万件に達し、総売上50億円以上売り上げたといわれるキックボクシングの那須川天心-武尊戦が行われた「THE MATCH 2022」に言及し、「THE MATCHでたたき出した記録に迫るのか。今回は世界的な(PPV販売)件数で言うと、それをはるかに超えるような、ビジネスモデルを試してみたい。世界規模で100万件、そういう目標を立ててチャレンジしたい」と語った。