金子ジムのホープ大久がプロ2勝目 先輩のアマ世界王者・岡沢セオンの前で奮闘
「ボクシング・6回戦」(25日、後楽園ホール)
19年全日本社会人選手権ライト級を制した金子ジムのホープ大久祐哉(25)が今成太希(24)=三迫=を3-0の判定で破って戦績を2勝(1KO)1分とした。
足を使って距離を取るサウスポーの相手にワンツー、右ボディーなどで攻め込み、3回には左ストレートを浴びた直後に強引にコーナーに追い詰めて連打を浴びせるなど優位に試合を展開。後半は前に出てきた相手と打ち合う場面が目立ったが、危なげなく押し切った。
KOはならなかったものの「前回が引き分けだったのでKOしたいのもありましたが、まずは6回を戦いきること。出し切ったと言えば出し切った」と結果には満足。「冷静にというのをテーマに、序盤はできたんですけど、力んで倒してやろうとなってしまった」と課題を掲げた。
練習では1回3分のサンドバッグ連打の後、インターバルの間にもジャブを連打するのを多い時には3回繰り返す「地獄の連打」を重ねた。「今日は何回やるんだろうと思うとメンタル的にもキツい」と話すが、「接近戦になった時に打ってやろうとなる。前回よりはできたと思う」と効果を実感している。
この日は、母校中大の先輩で21年の世界選手権で日本初の金メダルを獲得した岡沢セオン(INSPA)が来場して応援。練習をともにする間柄でであり、この日は「コンパクトに行け」などのアドバイスを受けたという。「やっぱり実績がある人なので説得力がある。やっていこうという気になる」とうれしそうに話した。
B級デビューで2勝目を挙げたものの、初戦の勝利は4回戦だったため、A級昇格は微妙。今後について、金子健太郎会長は「今日の内容を見ているとまだまだ。拳も痛めやすいので調整しながら」と厳しめだったが、「もう1回、6回戦と言われるかもしれないが、アマチュアの経験と1引き分けをどう見てくれるか。8回戦ができるならやりたい」と話した。




