新日本プロレス50周年・オカダ、猪木来場あきらめない「最終的にはリングに戻ってくる」
「プロレス・新日本」(1日、日本武道館)
旗揚げ記念日大会のメインイベントで50周年記念試合が行われ、オカダ・カズチカ、棚橋弘至、藤波辰爾組が鈴木みのる、ザック・セイバーJr.、藤原喜明組に勝利した。
オカダは新日本のレジェンド藤波と初合体で棚橋と新旧エーストリオを結成し、同じくレジェンドの藤原、鈴木、ザック組を迎撃。それぞれが持ち味を発揮した戦いは、藤波が棚橋とドラゴンスクリューを師弟共演すれば、藤原も鈴木、ザックと3人同時の脇固めを披露するなどレジェンドも存在感を発揮し、最後は鈴木と激しくやり合ったオカダがレインメーカーで仕留めた。
藤波、藤原の他、長州力、前田日明らOB20人が集結した記念の大会を締め、「そうそうたる先輩たちが来ていただいて、新日本プロレスの重さを改めて感じることができました」と50年の歴史を実感したオカダ。今の新日本のトップスターとして、「背負う背負うと言ってきたけど、それなりの覚悟がないと背負えないことが分かったので、まだまだ新日本プロレス50周年、背負ってプロレス界を盛り上げて行きます」と、力強く誓った。
続いて、闘病中のため来場がかなわなかった新日本の創始者、アントニオ猪木への思いを吐露。1月4日の東京ドーム大会でも来場を呼びかけたオカダは「猪木さんが踏み出した、その一足というのがこの新日本プロレスにつながっていると思います。どんなに迷っても、いろんなものと戦っても、最終的にはここに、このリングに戻ってくると思います」と“燃える闘魂”復活の日を信じ、「それまでオレたちが新日本プロレスを盛り上げて行きます」と熱く訴えた。
そして最後はオカダと棚橋が、猪木の弟子である藤波に猪木へのエールを依頼。藤波は「猪木さんを次回は必ず、みなさんで呼びましょう」と呼びかけ、猪木の決めゼリフ「1、2、3、ダー!」を観衆と絶叫した。
インタビューでは唯一現役の旗揚げメンバーである藤波が「スタートのことを考えたら、この50周年をまさかね、自分がこういう形でリングに立てるとは夢にも思わなかった」と驚きながらも、「そういう意味では、この頼もしい2人(オカダ、棚橋)が新日本プロレスを背負っていくでしょうし、我々もいろんな形でサポートしていきたい」と協力を申し出。棚橋は「今の状況で50周年、本津ならもっと派手に、華々しく50周年を祝いたかったんですけど、ここで節目で良かったかなと。また一からコツコツと、次の50年、100年目指して進んでいきたいと決意が新たに固まりました」と、コロナ禍からの浮上に意欲を示した。
そしてオカダは「50周年がすごくいい日でしたので、また60周年、70周年、80周年、90周年、100周年と続いていけるよう、今をしっかり戦っていきたい。ボクも100周年になったときは84歳ですから。(この日に行われた50周年セレモニーのように)リングの上に座らせてもらって、いろんな人に迎えてもらって、そういう形で応援もしていきたい」と歴史をつないでいく責務を強調。最後は「たくさん来ていただいたOBの方たちの名を汚さないように、新日本プロレスを盛り上げていきたいと思います」と、再度誓った。
