井上尚弥、次戦は初のPPV!システム障害対策は万全「100万人まで対応」

 ボクシングのWBA・IBF統一バンタム級王者の井上尚弥(28)=大橋=がIBF同級6位アラン・ディパエン(30)=タイ=の挑戦を受ける統一王座防衛戦がメインイベントの「PXB WORLD BOXING」(12月14日、両国国技館)を「ひかりTV」と「ABEMA」が全試合ペイパービュー(PPV)生配信することが18日、発表された。

 国内で尚弥の試合がPPV配信されるのは始めて。PPVは米国では視聴者が数百万人に達するイベントもあるが、日本ではまだ定着していない状況と言える。10月には総合格闘技RIZINの大会をU-NEXTがPPVでライブ配信したが、U-NEXTのライブ配信では史上最高の視聴者数を記録した一方、システム障害が発生して一部の利用者が視聴できないトラブルが起こり、インフラ面での不備を露呈した。

 これまで地上波中継で高視聴率を記録してきた尚弥の防衛戦であれば、RIZINのように視聴者が殺到することは大いに考えられる。ひかりTVを運営するNTTぷらら/アイキャストの永田勝美社長は視聴者数の目標については明言しなかったものの、「お客さまが予想以上に殺到した場合、速やかにクラウドを使って設備やネットワークのリソースを増やしていくといった準備をして、万が一のことがないように対応したい」と対策を説明。ABEMAを運営するサイバーエージェントの藤井琢倫執行役員も「同時接続で100万人まで対応できる対策を取っております」と明かした。

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