スターダム キッド組とドローの渡辺桃、怒りのハイスピード戦受諾「獲って返上」

 スターライト・キッド(下)を攻める渡辺桃
 スターライト・キッド(上)を攻める渡辺桃
 渡辺桃(下)を攻めるスターライト・キッド
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 「プロレス・スターダム」(17日、後楽園ホール)

 12組がレッドゴッデスとブルーゴッデスの2組に別れて争うタッグリーグ戦「ゴッデス・オブ・スターダム」が開幕。ブルーゴッデス公式戦の、琉悪夏、スターライト・キッド組と前回覇者の渡辺桃、AZM組は20分時間切れ引き分けに終わった。試合後、渡辺はハイスピード王座を保持するキッドに11月3日の神奈川・とどろきアリーナで予定されている一騎打ちで挑戦者になることを要求され、受諾した。

 序盤は琉悪夏とキッドが場外ラフファイトで圧倒したしたが、渡辺とAZMも合体技などで反撃。終盤にはキッドと一騎打ち状態となった渡辺がBドライバー、変型タイガースープレックスのテキーラサンライズなどで猛攻したが3カウントは奪えず、試合終了のゴングが鳴った。

 キッドはマイクを持つと、挑戦者指名を拒否している渡辺に「11月3日、スターライト・キッドVS渡辺桃、ハイスピードでやろうよ。そこで完全決着だな。もう逃げられねえよ」と再度要求。渡辺が「何回言ったら分かるんだよ。やらねえって言ってんだろ」と不快感を示しながら改めて拒否すると、キッドは「ハイスピードから逃げるってことは、今のスターライト・キッドから逃げることと同じだ。それでもお前はクイーンズ・クエストのリーダーか。やっぱり渡辺桃はしょっぱいな」と挑発した。

 これに怒りを爆発させた渡辺はキッドにつかみかかり、「なめてんじゃねえぞ。なめるのもいい加減にしろ。ハイスピードでも何でも獲ってやる。獲ってその場で返上してやるよ」と勢いに任せて受諾してしまい、一騎打ちがハイスピード王座戦になることが決定的となった。

 インタビューではキッドが「大したもんじゃね」と話せば琉悪夏が「ウチら来てるよね」と、前回優勝組と引き分けたことに手応え。続けてキッドは「最初からチャンスを全部逃して、特に話題もないし、お前は勝負する前からすべてにおいて負けているんだよ。視野が狭い。リーダーなら他のメンバーの誰よりも目立てよ」と、またも渡辺をこき下ろし、「私は感情にまかせてぶち切れたヤツが大好物だよ。渡辺桃、ベルトを獲ったら返上するってな。そんなことさせねえぞ。今の私の怖さ、思い知れ」と勝利に自信を示した。

 一方の渡辺は怒りが収まらず、「なめてるのもいい加減にしろ。私を怒らせたいの?そんな気があるんだったらやってやるよ。ハイスピード、私には必要ない。あいつが8回挑戦して獲ったベルト、私が1回で獲って、その場で会社に返してやるよ」と再度予告した。

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