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新日本G1・飯伏 オーカーンとの“格闘技戦”制しV3へ望み「岡と再会できた」

 「プロレス・新日本」(9日、エディオンアリーナ大阪)

 20選手がAとBの2ブロックに別れて争うシングルリーグ戦「G1クライマックス」のAブロック公式戦4試合が行われ、史上初の3連覇を狙う飯伏幸太がグレート‐O‐カーンを破って6勝2敗の勝ち点12とし、暫定的ながら単独首位に立った。

 キックボクシング経験のある飯伏は、レスリングなどの格闘技で10のタイトルを獲得した岡倫之が正体だと言われるオーカーンと蹴り、関節技などで攻め合う格闘技色の強いスリリングな戦いを展開。飯伏は、何度も映像を見返したという1995年のこの日と同じ10月9日に東京ドームで行われたUWFインターナショナルと新日本の全面対抗戦で武藤敬司が高田延彦を破った足4の字固めを繰り出すこだわりを見せた。

 だが、オーカーンは空手の構えから王統流正拳突き、IVニーロックなどで反撃し、後頭部を何発もはたくと飯伏が“覚醒”。戦いは激化し、飯伏が張り手に連打、ボマイェなどの猛攻を加えると、オーカーンもアンクルホールドなどで応戦した。そして終盤、蹴りから流れを引き寄せた飯伏はオーカーンにカミゴェを放ったが、なんととオーカーンはクローでヒザをキャッチ。そのまま持ち上げてマットにたたきつけようとすると、飯伏は空中で蹴りをたたき込み、最後はカミゴェを命中させて3カウントを奪った。

 持てる技術をぶつけうた熱戦を制した飯伏は「おい、オーカーン、面白いよ。みんな、面白かったでしょ。今日は久々に“岡”と再会できてよかったよ」と、健闘をたたえながら充実の表情。これで単独首位となったが、勝ち点10で追う鷹木信悟、KENTA、ザック・セイバーJr.より1試合消化が多く、ザックとは直接対決で敗れているため自力優勝の可能性はない。それでも、「優勝決定戦に行けることが少しだけど見えてきました」と望みを見いだし、「ボクはいつも言っている。何からも、逃げない。負けない。あきらめない。そして、絶対に裏切らない」と叫んで大会を締めた。

 バックステージでの飯伏は「久しぶりにプロレスリングを堪能しました。久々に出会いましたね。彼はすごいんじゃないですか。あのレスリングテクニック。打撃では負けないけど、久々に体重差っていうのがありましたね」とオーカーンの実力を改めて評価。続けて、「一番言いたいのは、今日10月9日。1995年10月9日、第1試合からボクは最高に楽しんで、プロレスを。その時の感覚に戻ったというか、あの当時の第1試合の…、すごかったです。この1勝は大きいです」と手応えを口にした。

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