那須川天心 RISE9・23鈴木戦へ調子は過去最高!相手の強打「当たらなきゃ意味ない」

 「キックボクシング・RISE」(23日、ぴあアリーナMM)

 RISE世界フェザー級王者の那須川天心(23)=TARGET/Cygames=が16日、RISEバンタム級王者の鈴木真彦(24)=山口道場=とのバンタム級3分3回(延長1回)へ向けた練習をインターネット上で公開した。

 「パンチも蹴りも進化しているので、どうせならパンチのキレのいいとこを見せたい」と、シャドーボクシング、ミット打ちで素早くパワフルなワンツーをなどパンチを中心にした動きを披露。「全体的にすごく調子がいい」と好調をアピールした。

 「パンチだけじゃなく、動きから、足から基礎中の基礎をずっとやって来た。突き詰めれば突き詰めるほどシンプルになってきますね」と話し、調子は過去最高かと問われると「そうですね」と返答。「いつも試合の前とかは多少不安になったり、気持ちの部分、動きの部分で噛み合わなくて引っかかって悩んだりするんですけど、今回そういうのがあまりなく、スムーズにトレーニングをすることができた」と手応えを感じていた。

 鈴木とは15年8月に1回KOで勝利して以来6年ぶりの対戦。「今回のために何かをやったことは一つもない。今まで通り自分の試合をするだけ。ボクが作っていく試合になると思うので、どうしようかとは思いますけど」と戦いをイメージする。だが、6年前と現在の鈴木と比較して「成長はしていると思うんですけど、ずば抜けて成長しているのかといえばそうでもないと思う。技術的な変化は分からなかった」と見ており、鈴木の強打は認めながらも「当たらなきゃ何の意味もないですからね」と余裕を漂わせた。

 来春のボクシング転向を表明しており、キックボクシングは残り3試合。現在の心境について「もう3試合しかないのかと思ったりしましたけど、流れって早いんで、特に意識はしていない」と語った。

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