堀口恭司が米団体ベラトールに移籍「RIZIN王者として乗り込みたい」

 総合格闘技RIZINバンタム級王者の堀口恭司(30)がRIZINから米国の総合格闘技団体ベラトールに移籍すると発表した。

 10日、自身のSNSを更新。「アメリカのベラトールに本格的に参戦することを決断しました」とつづった。

 堀口は米フロリダのアメリカン・トップチームを練習拠点としている。「今のコロナの状況では日本へ入国することもままならず、僕をはじめ、国外で試合をするファイターにとっては負担が大きい状況だと感じています」と現状を説明。

 その上で、「RIZINでコンスタントに試合することが難しい今の状況は、プロファイターである自分にとっては非常に大きな問題で、このまま時間が過ぎるのを待ち続けることはできません」と心境を吐露した。

 堀口はRIZINの榊原信行社長、ベラトールのスコット・コーカー代表と相談した上で、ベラトールへの移籍を決断。「RIZINからベラトールに単純に移籍するのではなく、RIZINのベルトを持ち、RIZINバンタム級王者としてベラトールに乗り込みたいと思います」と決意表明した。

 堀口は5歳から空手を始め、高校卒業と同時に山本KID徳郁のKRAZY BEEに入門。国内で活躍したのち、2013年UFCに参戦。フライ級タイトル戦にも挑戦した。2017年からRIZINに参戦。20年大みそかは右膝の手術から1年4カ月ぶりの復帰戦としてRIZINバンタム級タイトルマッチで朝倉海に挑戦。1回KO勝ちで王座奪還するとともに、19年に敗れた朝倉海へのリベンジを果たした。

 堀口は「『日本の格闘技を、RIZINを盛り上げたい。』という気持ちをぶつけてきました」とRIZINでの戦いを振り返り「僕自身の活躍が日本で戦うファイターたちの刺激になり、若いファイターたちが海外で試合をすることへの後押しとなるのであれば、日本の格闘技を盛り上げることに繋がると僕は信じています」と変わらぬ思いでベラトールに乗り込む意思を示した。

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