国際ボクシング協会、腐敗一掃へ アジア選手権も調査対象に
【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)から資格停止処分を受けている国際ボクシング協会(AIBA)のクレムレフ会長(ロシア)が28日に記者会見し、2016年リオデジャネイロ五輪での不可解な審判や判定、AIBA内部の汚職問題を徹底的に調査して腐敗の一掃を目指す決意を表明した。新たに浮上した5月のアジア選手権(ドバイ)での疑惑も調査する。
ロシアの組織的なドーピング問題に続いて独立調査を担うマクラーレン氏は「声を上げてほしい」と選手、関係者に告発や情報提供を促し、クレムレフ会長も「調査に100パーセント協力する用意がある」と述べた。