井上尚弥、秘策あり 打倒ダスマリナスKOパンチ!?「いくつか準備してる」
「ボクシング・WBA・IBF統一バンタム級タイトルマッチ」(19日、ラスベガス)
9日の渡米を前に、井上尚は仕上がりを「いつも通り」と何度も口にし「調子はすごくいい」と強調した。スパーリングはいつもより早い、試合3週間前の5月29日に打ち上げた。「体調も含めて動きも良かったので」と量は多くなったという。
長身サウスポーのダスマリナスとの戦いを「いろいろ気をつけないといけないところが出てくるので、まずは一発を気をつけながら崩していく。攻め急がずゆっくり調理しようかなと思う」とイメージする。本格米国デビューとなった20年10月の前戦、ジェーソン・モロニー(オーストラリア)戦では「練習していた」というカウンターのストレートで見事にKOした。今回も「準備はいくつかしている」と明言。「やってみないと分からない」と付け加えつつも、KOパンチになる可能性を「そうですね」と語った。
モロニー戦は無観客だったが、今回は有観客で「どんなボクシングができて、どんなパフォーマンスを見せられるか、すべてにおいて楽しみです」と歓迎。所属ジムの大橋秀行会長によると、ファイトマネーはモロニー戦と同じ100万ドル(約1億1千万円)になるという。



