JBC・永田理事長が井岡一翔に謝罪「誠意を持って対応する」 名誉回復に努める 

 WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(32)=Ambition=のドーピング検査をめぐる問題について日本ボクシングコミッション(JBC)は19日、手続き上の瑕疵(かし)を認め、井岡を処分しないと発表した。第三者による倫理委員会の答申を受け、同日のJBC理事会で決定した。これを受けて井岡は同日、都内で会見を開き、JBCに謝罪と再発防止を求め「許せない」と不満をあらわにした。

 オンライン会見を行った永田有平理事長はドーピング検査の手続きにさまざまな瑕疵があったことを認めて謝罪した。井岡に対しては「誠意を持って対応するしかない」と直接謝罪することを明らかにし、名誉回復に努めるとした。

 倫理委員会はJBCとの間に利害関係を有しない外部有識者により構成。答申書は18日付でJBCの永田理事長に提出された。この日の会見には倫理委員会のメンバーでもある貞弘賢太郎弁護士が出席し、結論に至る理由を説明。ドーピング検査でのずさんな手続きが明らかにされた。すでにこの問題は王座の認定団体WBOに報告した。関係者によると、WBOはローカルコミッションの判断を優先する姿勢だという。

 また、同委員会の調査、審議の期間中にドーピング検査の結果など、重要な内部資料を含めた情報が外部に流出したことを「極めて遺憾」とし、永田理事長は再発防止のため、ガバナンス委員会を開いて調査することを明らかにした。

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