新日本・矢野が今年もKOPW獲得「勝ったのはまたしても私」

 「プロレス・新日本」(5日、東京ドーム)

 「KOPW2021」決定戦4WAYマッチが行われ、「KOPW2020」覇者の矢野通が制した。矢野、バッドラック・ファレ、チェーズ・オーエンズ、BUSHIの4人が入り乱れた乱戦は最後、同門ファレとオーエンズが合体技でBUSHIをKO状態に追い込み、ファレが押さえ込んだが、オーエンズが勝利を横取りしようと妨害。2人の口論が始まり、仲裁に入ったレフェリーの首を2人でつかんでつるし上げたが、その背後から矢野が2人の股間を攻撃し、BUSHIからまんまと3カウントを奪った。

 昨年は年末までKOPWを守り抜いた者に与えられる大トロフィーを手にした矢野は、KOPW2021の小トロフィーも獲得し、「勝ったのはまたしてもこの私、矢野通!」と高笑い。「親(大トロフィー)と子(小トロフィー)の縁は簡単に消えません」と胸を張った。

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