高山が判定勝ち 4年4カ月ぶりプロ復帰戦飾る

 「ボクシング・6回戦」(27日、エディオンアリーナ大阪)

 ボクシング元世界ミニマム級4団体制覇王者、高山勝成(37)=寝屋川石田=が、WBCライトフライ級11位の小西伶弥(サンライズ=)に3-0の大差判定で勝利した。アマに転向して東京五輪を目指した高山は、4年4カ月ぶりとなるプロ復帰戦を飾った。

 「とても楽しい6ラウンドだった」と笑顔の高山は、10歳年下の小西に「オファーを受けてくれて感謝している」と頭を下げた。この勝利で世界ランク入りは濃厚で、「自分の中でやり残したことがある」と目標の2階級制覇へ一歩前進。「来年、さらに上のタイトルを獲得できるよう精進する」と誓った。

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