新庄氏をRIZIN榊原CEOが推し「人気のない球団は獲った方がいい」14日にも交渉

 「RIZIN.26」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 カード発表会見が10日、都内で開かれ、榊原信行CEOは参戦オファーを出しているプロ野球の阪神、日本ハム、米大リーグでプレーした新庄剛志氏(48)と14日以降に交渉をする考えを示した。

 新庄氏は7日にプロ野球の合同トライアウトを受験し、獲得オファーを6日間待つことを明言。プロ野球復帰が決まればRIZINに参戦する意向を示している。トライアウト後にも交渉する方針だった榊原CEOは「まだ話はしていない。6日たったところで」と話し、「受からなくても、『そんなこと言わずにやろうよ』と、誘いますよ」と、結果にこだわらず説得する考えを示した。

 また、トライアウトの話題が新庄一色だったことから、「球団の上層部の好印象になるかは分からないが、話題性はあると思う」と新庄獲得のメリットを強調し、「人気のない球団は獲った方がいい。それだけで人が入ります」とプロ野球界へ提言した。

 大みそかまで日数が少なく、新庄の調整が不安視されるが、「トライアウトへ向けて相当体を追い込んでいたはずなので、フィジカルはできていると思う。あとは格闘技の準備がどうか」と話した上で、「ごりごりの勝負論になる試合は無理だと思う。肉体を生かして、エンターテイナーとしての才覚も生かして、みんなに年末を楽しんでもらえるものを、相談して作っていけたらいい」と新庄の試合の構想を語った。

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