加納陸が新王者 WBOアジア・パシフィック・ライトフライ級王座決定戦

 「ボクシング・WBOアジア・パシフィック・ライトフライ級王座決定戦」(23日、三田市総合文化センター・郷の音ホール)

 同級1位の加納陸(23)=大成=が、同級2位で平井亮輝(29)=千里馬神戸=を2-1判定で下して、新王者になった。3回に平井の右をもらってダウンを喫した加納は、その後の打ち合いで手数を出してポイントを挽回。「ダウンを取られてから気持ちを切り替えて戦えた。冷静に立て直せたことはよかった」と収穫を挙げた。

 加納は18歳で東洋太平洋ミニマム級暫定王座に就いた後、高山勝成(当時仲里)とのWBO世界王座決定戦、アジア・パシフィック、日本と同級王座戦で3連敗。昨年5月に、WBCユース・ライトフライ級王座決定戦を制していた。

 コロナ禍の中で2度の試合延期を経て、1年ぶりに上がったリング。念願のベルトを巻いた加納は「タイトル戦が内定していたので、気持ちを切らさずにやれた」と振り返った。通算15戦12勝(5KO)3敗。

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