新日本G1・飯伏 鈴木みのるとの壮絶打撃戦制す!連覇へ自信「あと全勝でいきます」

 激しい蹴りを入れる飯伏幸太(左)=撮影・北村雅宏
 鈴木みのるとの攻防を繰り広げる飯伏幸太(下)=撮影・北村雅宏
 鈴木みのる(手前)に蹴りを見舞う飯伏幸太(撮影・北村雅宏)
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 「プロレス・新日本」(10日、エディオンアリーナ大阪)

 20選手がA、Bの2ブロックに分かれて争うシングルリーグ戦「G1クライマックス」Aブロック公式戦の5試合が行われ、前回優勝の飯伏幸太が鈴木みのるを破って5勝2敗の勝ち点10とし、オカダ・カズチカ、ジェイ・ホワイト、ウィル・オスプレイと並ぶ首位タイを守った。鈴木は3勝4敗となり、ブロック敗退が決まった。

 2人は開始からキック、掌打など激しく打ち合い、グラウンドでもアキレスけん固めを極め合うなど、殺気漂うような格闘技色の強い攻防を展開。時がたつにつれて戦いは激しさを増し、無数の張り手、頭突きなどが飛び交う打撃戦を繰り広げた。

 終盤、飯伏は鈴木に裸絞めで捕らえられ、ゴッチ式パイルドライバーでトドメを刺される寸前まで追い込まれたが脱出。続けて放った飛びヒザ蹴りを捕まえられたが、鈴木の両手をつかんでカミゴェを発射し、さらにニーパットを外してのカミゴェでトドメを刺した。

 激闘を制した飯伏は「(公式戦を)折り返してやっと自分らしい、もともとの気持ちが復活できたというか。最初からボクらしさを出していたつもりだったけど、改めて今日、鈴木さんに気づかされた。これでまた一歩一歩、高い戦いができたと思います」と満足顔。「今日で5勝目。あと全勝でいきますよ。全選手、ここから全勝したいと思ってるだろうけど、ボクは本当に全勝しますから。今日も逃げなかったし、あきらめなかった。次は絶対、あきらめない、裏切らない。すごかった、一発、一発。やっぱ、キャリア重ねているだけあって、それを感じましたね。久々に。ありがとうございます」と連覇へ自信を深めていた。

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