スターダム・岩谷、横浜武道館初プロレスでV4!敗れた朱里は正式入団熱望

ベルトを防衛した岩谷麻優
3枚

 「プロレス・スターダム」(3日、横浜武道館)

 スターダムが7月に竣工した横浜武道館のプロレスこけら落とし大会を開催。ワールド・オブ・スターダム選手権試合は、王者の岩谷麻優が朱里を破って4度目の防衛に成功した。

 総合格闘技UFCで日本人女子初勝利を挙げた“モノが違う女”朱里の蹴り、関節技に圧倒されるも、驚異の粘りを見せて反撃した岩谷。最後はダブルダウンとなった後、蹴りの連打から原爆固め、飛龍原爆固めで葬った。

 本来の30分1本勝負ではなく両者の合意で時間無制限で行われたが、戦いは28分で決着。マイクを持った岩谷は「関係ないじゃないか」と叫びながらも、「お前はマジで強すぎる。強すぎて、どっちが勝ってもおかしくない戦いだった」と朱里をたたえた。

 一方、朱里は「私は全力でその赤いベルトを獲りに行きました。でも、岩谷麻優のしぶとさ、タフさ、それに勝利することはできませんでした。やっぱり赤いベルトを獲るにはそれなりの覚悟は必要。私はスターダムの内部に入って、そのベルトを一から狙って行く。次こそはその赤いベルト、絶対獲ってみせる」と、現在プロレスではMAKAI所属であり、スターダムへの正式入団を熱望。これに岩谷は「めちゃくちゃみんなが幸せになるニュースじゃないですか。なんか、感動的で、敵ながら涙がほろりしてしまいました。内部に入ると言うことは、これからもスターダム、明るい未来しかないってことですよ」と歓迎した。

 岩谷のインタビュー中には、2月にノンタイトル戦で岩谷を破った後にタイトル挑戦を約束していた彩羽匠が現れ、18日の後楽園ホール大会での挑戦を要求。ロッシー小川エグゼクティブプロデューサーは「検討します」と前向きな姿勢を示した。

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