スターダム・2大王座戦は時間無制限に!前哨戦ドローでジュリア要求
「プロレス・スターダム」(28日、後楽園ホール)
王者の岩谷麻優に朱里が挑戦するワールド・オブ・スターダム選手権試合と王者ジュリアに中野たむが挑戦するワンダー・オブ・スターダム選手権試合(ともに10月3日、横浜武道館)の最後の前哨戦がタッグ戦で行われ、30分時間切れ引き分けに終わった。試合後、ジュリアは30分1本勝負で行われる2大王座戦を時間無制限にすることを要求し、全員が合意した。
スターズの岩谷、中野組とドンナ・デル・モンド(DDM)のジュリア、朱里組は、本番を意識するかのように激しい攻防を展開。4人それぞれが持ち味を出したものの、最後まで3カウントは奪えなかった。
そして、マイクを持ったジュリアは「スターズ、やるじゃねえかよ」と相手をたたえながらも、「横浜では30分引き分けなんて許されねえんだよ。横浜は最終決着戦でしょ。時間無制限でやるのはどうでしょうかね」と要求。相棒の朱里も「いいじゃん。引き分けで逃げられないようにしたいね、お客さん」と同調した。
これに中野は「勝手に試合時間決めてんじゃねえよ。でも、ジュリア、初めて気が合ったかも。いいじゃん。引き分けなしの時間無制限。完全決着だよ」と返答。岩谷も「白いベルト(ワンダー・オブ・スターダム王座)盛り上がってていいね。赤いベルト(ワールド・オブ・スターダム王座)、きょう、ドM心に火が付きました。もっとたくさん蹴っていじめて下さい時間無制限、楽しみでーす」と受け入れた。
最後に、締めのマイクを握ったジュリアはDDMのメンバーひめか、舞華もリングに上げ「横浜武道館は・デル・モンドがベルトを総取りしましょう」と気勢をあげ、「10・3、ドンナ・デル・モンドに新しい5人目の仲間が増えるのでお楽しみに」と予告した。