大仁田が電流爆破バットで大炎上 デビルマジシャンが2年前の大やけどの雪辱果たす

デビルマジシャンの電流爆破バットにおびえる大仁田
デビルマジシャンの電流爆破バットで大爆発が起こる
デビルマジシャンを地雷ボードに蹴り落とそうとする大仁田
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 「ファイヤープロレス広島大会」(13日、広島マリーナホップ屋外駐車場)

 メーンで大仁田厚電流爆破30周年記念電流爆破バット&ファイヤーボール地雷ボード爆破デスマッチ時間無制限1本勝負が行われ、大仁田厚、HASEGAWA、岡田剛史組が塚本拓海、谷崎なおき、デビルマジシャン組と激突した。

 電流爆破30周年を記念して新たに開発された「ファイヤーボール地雷ボード」が初お目見え。リング下に設置したボードの上に選手が落下すると大爆発が起こり、特殊燃料に引火。2500度を超える熱風が選手に襲いかかる恐ろしい仕掛けだ。

 打ち上げ花火とともにリングに登場した大仁田は、凶器持ち込みOK、反則OKの無法マッチとあって序盤から場外乱闘を仕掛けるなど大暴れ。机や椅子を使ってラフファイトを展開した。10分過ぎには、デビルマジシャンをファイヤーボール地雷ボードに突き落として大爆発を引き起こし、勝利をつかんだかに見えた。

 しかし、意識を失っていたデビルマジシャンがセコンドから水をかけられて息を吹き返すと、赤い毒霧を大仁田の顔に吹きかけて形勢逆転。大仁田はHASEGAWA、岡田とともにデビルマジシャンの電流爆破バットを浴びて大音響とともに炎と煙に包まれた。最後は岡田がスリーカウントを奪われ、大仁田組が敗れた。

 2年前のこの大会で、大仁田から電流爆破バットで殴られたデビルマジシャンは服に火が付き、全治2カ月の大やけどを負った。その仕返しを受けた形となった大仁田は、試合後も怒りが収まらず、場外乱闘を繰り広げるなど大荒れ状態。

 今年限りで引退を示唆しているデビルマジシャンに対して、大仁田は「お前、本当辞めるのか?オレみたいにまた戻ってくるつもりだろう」と挑発。観客席にも「こいつのことを信用しちゃダメだぞ」と自身の7度にわたる引退撤回を棚に上げて訴えた。

 広島出身のデビルマジシャンにファンから大歓声が注がれる中、「きょうは地元なので花を持たせてやったが、次はお前の正体を暴いてやる」と報復を宣告した。

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