元世界王者の久保隼 1年4カ月ぶり復帰戦へ、先輩村田の返り咲きがきっかけに

 ボクシングの元WBA世界スーパーバンタム級王者・久保隼(30)=真正=が7日、神戸市内の同ジムで6ラウンドのスパーリングを行った。9月26日に神戸市立中央体育館で五十嵐嵩視=トコナメ=と、58・0キロ契約8回戦の再起戦を行う。

 昨年5月に世界2階級制覇に失敗。引退へ傾いた久保の心を動かしたのは、母校(京都広学館高、東洋大)の先輩、WBA世界ミドル級王者の村田諒太(帝拳)の王座返り咲きだった。昨年7月にテレビ観戦し「自分ももう一度リングに立ちたいと思った」。

 同年3月に右目の手術を受けていたことなどから熟考を重ね、10月に再起を決意。12月に練習を再開した。1年4カ月ぶりの試合を前に、久保は「本来の自分の姿である打たせずに打つを貫く」と気合十分。この日のスパーでも、サウスポーからの多彩な攻撃で順調な調整をアピールした。

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