新日本・EVIL、8・29神宮で内藤と2冠防衛戦決定的「どこでもやってやる」

内藤哲也(左)にキックを見舞うEVIL=後楽園ホール
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 「プロレス・新日本」(27日、後楽園ホール)

 IWGPヘビー級・同インターコンチネンタル王者EVILと前2冠王者の内藤哲也が8月29日の神宮球場大会で再戦することが決定的となった。

 この日、EVILは石森太二、ディック東郷と組んで内藤、高橋ヒロム、SANADA組と対戦。2人は髪をつかんでエルボーを打ち合うなど激しい攻防を繰り広げ、最後は石森がヒロムの痛めている左肩を集中攻撃してギブアップさせた。

 内藤が要求したことですでに再戦には合意している両者。前日には内藤が神宮球場を候補に挙げながら、EVILに開催地の決定を求めていた。

 試合後のバックステージでは、EVILが「内藤、焦ってんのか、お前。神宮でやりたいんだったら、神宮でもどこでもやってやるよ。よく覚えとけ」と、内藤の希望を受け入れて神宮決戦が決定的に。一方の内藤は「別に2本のベルトを統一したかったわけじゃない。今、2本のベルトでワンセットみたいな状況になってるけどさ、オレが目指したものはこれじゃない」と史上初めて2冠を統一したことに対する心境を口にし、「その原因を作ったのがオレであるならば、この現状を打破するのもオレの役目かな」と、再戦する意義を語った。

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